ニキビ/ニキビ痕

ニキビ/ニキビ痕のイメージ写真

ニキビは肌の皮脂腺の活動が過剰になって、余分な油分などが毛穴に詰まり、そこに細菌(アクネ菌)が繁殖して炎症を起こし、発症するものです。とくに皮脂の分泌量が増える思春期に多くみられますが、大人になっても睡眠不足やホルモンバランスの乱れなど様々な要因によって発症する場合があります。ニキビは炎症を伴わない毛穴の閉塞から、炎症をおこして赤みや腫れ、膿を伴うものまで段階的に進行します。炎症を起こしたニキビを放置すると、ニキビ痕として瘢痕が残ってしまう場合があるため、早い段階から適切な治療を行うことが大切です。

ニキビ痕は、ニキビがあった場所に色素沈着や赤み、凹凸のあるクレーターのような症状を起こしてしまうものです。
ニキビの炎症が強いと毛穴の壁の組織が破壊され、その結果クレーターのような陥没が残ってしまうことがあるのです。自分でつぶしてしまったりしても、同様の痕が残ることがあります。

ニキビの治療は基本的に保険診療で行っていきますが、保険診療だけでは十分な改善が得られない難治性のニキビやニキビ痕に対して、美容診療による治療もおすすめしています。

ニキビ/ニキビ痕におすすめの治療(美容診療)

シミ・そばかす・肝斑

シミ・そばかす・肝斑のイメージ写真

シミは一般的に顔を中心に現れる茶色の色素班のことを指しますが、その種類や原因には様々なものがあり、それぞれに適した治療法が求められます。

主なシミの種類

老人性色素班

紫外線の影響や加齢変化によって発生するもので、最もよくみられるシミです。 長期間紫外線を浴び続けることにより生じるため、若いころから日焼けをする機会が多かった人では10代~20代から現れてきます。
シミの境界がはっきりしているのが特徴です。

おすすめの治療

雀卵斑

小さな斑点が鼻を中心に多数分布するもので、学童期や思春期から生じることが多いシミです。多くは遺伝性で日焼けにより悪化します。通称「そばかす」。

おすすめの治療

肝斑

典型的には頬の下方や額に左右対称にできる、輪郭のぼやけたようなシミです。
産後や更年期に現れやすく、ホルモンバランスの乱れも一因と考えられています。
過度のマッサージなどの物理的な刺激や紫外線により悪化することがあります。

おすすめの治療

炎症後色素沈着

湿疹ややけどなど、炎症を起こしたあとにできるシミです。レーザーやIPL(フォトフェイシャル)では効果がみられません。

おすすめの治療

たるみ

たるみのイメージ写真

紫外線や乾燥、また加齢などによって真皮の繊維成分であるコラーゲンや、弾力をもたらすエラスチンがダメージにより減少すると、お肌のハリが失われ、たるみが現れるようになります。また食事や睡眠、スキンケアの方法などの生活習慣も、影響していると考えられています。さらに加齢によって、骨の萎縮や表情筋などの筋肉の減少、脂肪の下垂などが進みます。また皮膚と筋肉をつなぐ肌の土台である筋膜が衰えなどによって、たるみが進行してしまいます。
近年では、紫外線よりも皮膚の奥に届いてダメージを与える近赤外線が、たるみやほうれい線の原因になることが分かっています。

たるみにおすすめの治療

シワ

シワのイメージ写真

シワは、皮膚を構成している真皮の線維成分のコラーゲンや、弾力のある線維のエラスチン、水分を引きつけるヒアルロン酸などが減少することで現れます。
減少する原因としては、紫外線や加齢、生活習慣の乱れなどが挙げられ、減少する事で肌の弾力や潤いが失われ、皮膚の滑らかさや柔軟性が失われます。すると今までは、表情を作った時に肌が折りたたまれることでできたシワは、弾力によってすぐに戻っていたものが、折りたたまれた跡が消えずに残り、それを繰り返すことで刻まれたシワとして定着してしまいます。

シワにおすすめの治療

ほくろ・イボ

ほくろ・イボのイメージ写真

ほくろの多くは良性のものですが、ごくまれに悪性のものがあるため、皮膚科医の診断を受けることが大切です。
良性のほくろとしては、色素性母斑や単純黒子があります。色素性母斑はメラニン色素を持つ母斑細胞が増殖したもので、黒色、茶色、肌色のものなどがあり、多くは後天性です。
単純黒子は幼児期から発症する褐色から黒褐色の小型の斑で、メラニン色素を含むメラノサイトが、皮膚の一部に集まってできた母斑の一種です。

イボは医学的には疣贅(ゆうぜい)とよばれ、主に2つに大別されます。
ひとつはヒトパピローマウイルスが皮膚の小さなキズから感染して発生する尋常性疣贅です。 放置すると増加したり、足裏にある場合は痛みを伴うこともあるため、通常は保険診療の液体窒素による治療を行います。
もう一つは加齢による老化現象として生じる老人性疣贅があります。表皮のケラチノサイトが異常増殖することによりしみの部分が盛り上がる状態で、紫外線や遺伝の影響が大きいと言われていますが、原因はよくわかっていません。

ほくろ・いぼの治療

  • 炭酸ガスレーザー

毛穴、肌質改善

毛穴、肌質改善のイメージ写真

毛穴が目立つ要因は様々あります。代表的な原因は皮脂の分泌過剰による毛穴の開き、さらにその皮脂が毛穴につまり、酸化して黒ずんでみえるつまり毛穴があります。
また、老化にともなってコラーゲンなどが存在する真皮の弾力が低下して毛穴が目立つ状態になるもの(たるみ毛穴)や、太い産毛により毛穴が黒く目立つケースもあります。
肌の乾燥による角質の乱れ、バリア機能の低下も毛穴を目立たせる一因となります。
当院はこれらの要因を見極め、患者様お一人おひとりの状態にあった治療法を提案します。

おすすめの施術

赤ら顔

赤ら顔のイメージ写真

赤ら顔とは、顔が常に赤みを帯びている状態、あるいはわずかな刺激で人一倍顔が赤くなるような状態をさします。
顔が赤くなる現象は、表皮の下に無数に張り巡らされている毛細血管が拡張することでおこります。精神的緊張によって、また寒暖の差など温度の変化で症状が強くでやすい傾向があります。他の原因として、炎症・皮膚炎に伴うものがあり、酒さやにきびによる炎症がこれにあたります。
薬の副作用や不適切な外用、肌に合わない化粧品の連続使用なども原因となることがあり、注意が必要です。

おすすめの施術

薄毛

薄毛のイメージ写真

男性型脱毛(AGA):男性型脱毛は、生え際や頭頂部の毛髪が細く、短く、少なくなるのが特徴です。男性ホルモンに対する感受性の高い部位の毛包では、男性ホルモンにより毛母細胞のはたらきが抑制され、毛のサイクル(毛周期)の中の成長期が短く、休止期が長くなることが原因です。
女性の薄毛の原因は、年齢に伴うびまん性脱毛(女性型脱毛)のほか、貧血やダイエットによる栄養素の不足、甲状腺疾患や膠原病などの基礎疾患、産後の休止期脱毛などほかの要因の割合も高い傾向があります。
診断をしっかりとつけて治療を行うことが大切です。

おすすめの施術

ダイエット

ダイエットのイメージ写真

おすすめの施術